医院の設計・竣工について
- 建築業者の選定で気をつける点は？
- 医院の設計図ができました、意見をお聞かせ下さい。（個別事例です。）
- 工事完了後の挨拶周りについて教えて下さい。
- 内覧会を実施しようと思いますが、注意点を教えて下さい。
- 診療所開業・竣工のお食事会を開こうと思うのですが…。
ご質問の答え
建築業者の選定で気をつける点は？
- 業者としての規模の大小（ある意味信用力）
- 過去における医院建築の施工件数
- 先輩、知人からの評判
- 適正な金額か
まずは③の評判、そして②については、「患者、スタッフの動線」、「患者のプライバシー」、「感染対策」等の点に特に違いが表れているように思います。
医院の設計図面ができました、意見をお聞かせ下さい。（個別事例です）
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第１診察室、第２診察室の入り口のドアはありますか？
最近、内科系の患者様であっても診療内容を話す声が外に洩れないように気に掛けられる患者様がいらっしゃいます。患者様の状況によっては、ドアは開けっ放しでカーテンのみの場合もありますが、基本的には防音効果の高いドアが必要かと思います。 - 薬局はカギのかかる個室である必要がありますし、保健所もそういった指導をしています。但し、都道府県によって検査の厳しさに差があるように思います。
- トイレは待合室から近いので防音効果も考え、洗面入り口（外扉）と、トイレ入り口のそれぞれに扉がある方が良いでしょう。そうでないと、トイレから出てきて洗面で手を洗う場合、すぐに待合の人の目に触れますので（女性であれば化粧直しをする人もいるでしょうし）。
- ２階建ての場合、診療所部分と居住用部分とはしっかりした扉が必要です（自由に行き来できないようなカギ付きのドア）。
工事完了後の挨拶周りについて教えて下さい。
一般的には、あるいは、一般的な地域では、あまり多くの家にまわることはありませんし、少し、離れている方にとっては「これ、一体何？」とびっくりされることもあろうかと思います。通常の工事で竣工時挨拶周りは、隣接住民と町会長の５～７軒程度です。開業直前にもご近所への挨拶をされておく方が良いかと思います。
内覧会を実施しようと思いますが、注意点を教えて下さい。
最終的には何らかの形でご開業の前に近隣の住民に対して“お披露目”は必要に思います。
ただ、方法等は地域や近隣の開業医の先生方の状況によっては様々ですので、状況によって判断される必要があろうかと思います。告知方法は開院チラシが一般的のようです。
診療所開業・竣工のお食事会を開こうと思うのですが…。
あと、開院披露のパーティやお食事会ですが基本的には必要ないと思います。
もし、どうしてもと言うことであれば、開業以降お世話になる方、今までにお世話になった方への感謝の意味も込めてささやかな食事会をされるのは良いかと思います。
きつい話かも知れませんが、正直、この時期は、そんな余裕などあってはならないのであって、機器の操作、従業員教育その他、ご開業された後の、いわゆる“作戦（戦略）”を練るのに忙しいはずですし、当然、頭の中はそのこと（ご開業後）一色でなくてはいけないと思います。
近畿一円（京都・大阪・兵庫・滋賀・奈良）営業時間外もご訪問します。
ご相談頂いた方には開業に必要な資金の算定、診療圏調査、開業までの
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