預金口座について
ご質問の答え
新しく医院用の預金口座を開設したほうがいいですか?
また、新しい口座の名義は個人名か医院名かどちらがいいですか?
開業する前に開業後も医院用として使用する専用口座は作っておくべきです。
可能ならば「○○医院 ○○ ○○(個人名)」と屋号入りで作られたらいいと思いますが、事前作られる場合は、屋号を入れることはできないと思いますので、個人名儀の通帳となります。
尚、この個人名のみの口座(通帳)を医院用として使用されても全く問題はありませんし、多くの場合は個人名のままです。
- 購入予定地の手付金、または土地の賃借保証金
- 医院建築の手付金・中間金
- 医師会入会金
- 医療機器の購入
などの比較的まとまった資金が必要なときに、借り入れ限度額の範囲内で随時、借り入れをし、 最終的に合計額を合算して、証書貸付(あるいは制度融資)として一本化するような借り方が一般的です。 この場合、途中での借り入れは、全て上記の「つなぎ融資」です。 この一本化によって借入総額を確定させ、返済予定表に従って所定の借入期間で返済していきます。
預金口座はいくつ必要ですか?
また、金融機関はいくつかに分けたほうがいいのでしょうか?
ご開業後の先生方の状況を見ておりますと、経理上も一番楽なのは、融資を受けられたり、診療報酬が入金されたりする口座を一つのみで管理されるやり方です。但し、上記の金融機関の支店やATMが医院やご自宅の近くに無いような場合には、医院のすぐそばの別の金融機関の口座を設けられて、日々の窓口収入の管理や小口の支払のために使用されているケースはあります。